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酒米づくり

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料理酒用好適米~酒米づくり

イメージ 里山再生プロジェクトの柱となっている事業は、料理酒用好適米の作付け。それは東京農業大学教授である小泉武夫氏との出会いがきっかけでした。
「日本で料理に使用されているうまみ調味料のほとんどは、化学調味料です。しかし、化学調味料と同等あるいはそれ以上のうまみ成分を含んでいるのが、昔ながらの醸造法で製造される添加物を一切含まない純米料理酒」とのこと。「日本の食文化を見直し、そしてこの料理酒用好適米を日本の休耕田全てでを作付けをできたら」と考え、はじめたのがこの取り組みでした。
 平成18年(2006年)に30アールだった酒米作付け面積は、平成19年(2007年)には90アールへ拡大。皆でおこなう主な作業は、5月の田植え、7月の田の草取り、そして9月の稲刈りです。
 田植えでは”ガジ棒”とよばれる大きな”クシ状”の道具で圃場に等間隔の線を引き、そこへ苗を定植。また、田の草取りは”田車”を使用しての作業でしたが、参加者たちは年配の農家さんから昔の様子をまじえながらの説明を受けた上、泥にまみれながら、力いっぱい田車を押し除草をおこないました。
 一方、この事業は、障がい者と健常者が一緒になって進めているという特徴があります。障がい者の社会参画といった点も、この取り組みの大きなポイントです。
 収穫祭では、子供達による太鼓の演奏や”よさこい”の演舞が披露され、年代や性別、職業などを超えた大きな盛り上がりを見せました。さらに平成19年からは、異文化交流の観点から、郡山市にある「国際交流会・かるみあ」から参加、協力をいただいています。

(参考文献:THINK TANK FUKUSHIMA NEWSLETTER NO.38 2007.7)

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